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JR西日本,うめきた(大阪)地下駅に「インタラクティブ空間」を導入

JR西日本,うめきた(大阪)地下駅に「インタラクティブ空間」を導入

▲「インタラクティブ空間」のイメージ

JR西日本は,2023(令和5)年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」に導入する技術やサービスのうち,「インタラクティブ空間」の概要を発表した.
 「うめきた(大阪)駅」はイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心と位置づけられており,新たな価値の創造や,経営課題・社会課題の解決に向け,取り組むことが決定している.

JR西日本,うめきた(大阪)地下駅に「インタラクティブ空間」を導入

 「インタラクティブ空間」は,「あなたを笑顔にする,駅のシンボル」をコンセプトとして,デジタル映像を活用したアート演出が行なわれる.プロジェクタ4台分に相当する,幅14m・高さ3.3mのプロジェクションスクリーンや,スクリーンと連動する5連×2組の10面天づりの液晶ディスプレイ,利用者用のタッチパネル(計6箇所)を設置する.

JR西日本,うめきた(大阪)地下駅に「インタラクティブ空間」を導入

 スクリーンには新しい街につながる未来駅に相応しい,リアル(実写)とデジタル(CG)とを融合した演出で,「水の都・大阪」をイメージした「光の水景」を表現し,悠久な「自然」から,未来の「都市」に進化していく4つのストーリー(大地・草原・無垢・都市)を時間帯に応じて映し出す.また,センサやタッチパネルと連動し,駅の利用客とのインタラクションを実現する.
 なお,空間では,「JR WEST LABO」のシンボルとして,さまざまな分野の共創パートナーとのコラボレーションの実施(例:観光誘発,デジタルマルシェ など)や,スクリーン内のタイル状に分割した枠に,同時に複数のコンテンツを表現することもできる.

画像はすべてJR西日本提供

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