鉄道ファン2024年11月号(通巻763号)
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2024年9月20日発売
定価1250円(税込)
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JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

JR九州は,クルーズトレイン「ななつ星in九州」の第22期(2023年3月〜9月出発分)の予約を開始したと発表した.

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

 期間中は,3泊4日の「霧島コース」15本と「雲仙コース」1本,1泊2日「九州周遊コース」16本の全32本を設定する.2023(令和5)年3月〜8月に設定する3泊4日「霧島コース」では「九州の焼き物と歴史に触れ、100年の鉄道浪漫に想いを馳せる旅」として,焼き物や地酒,雄大な自然を体感できる旅とする.
 小鹿田焼と薩摩焼,2つの違う背景を持つ「焼き物」をとおしてその文化と歴史に触れ,霧島連山の麓にひろがる自然豊かな宮崎県西諸エリアへは吉都線を経由する.最終日はユネスコエコパークである大分県豊後大野・豊後竹田エリアへ向かう.

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

 2023(令和5)年9月に設定する3泊4日「雲仙コース」では「大地の恵みと伝統文化を体感し、未来へと繋がる九州の魅力に出逢う旅」として,九州に息づく文化,豊かな大地の恵みに触れる北部九州を巡る旅とする.
 昔から保養地として栄えた由布院と雲仙では一足早い秋の気配を楽しめる.また,熊本市内にある細川藩の菩提寺・泰勝寺などがコースに含まれ,島原半島の豊かな大地で種から大事に育てられる野菜,海外との玄関口として栄えてきた長崎の和華蘭文化,大分県国東エリアで受け継がれる世界農業遺産など,未来へ大事に伝えていきたい九州を体感できるコースとする.

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

 2023(令和5)年3月〜9月に設定する1泊2日「九州周遊コース」では「移ろいゆく九州の自然を車窓から望み、優雅にななつ星を味わう旅」として,「ななつ星in九州」で過ごすことの豊かさを体感できるコースとする.
 車窓に移ろいゆく景色の中で時の流れを感じつつ,経由する肥薩おれんじ鉄道では東シナ海に沈む夕日を眺めながらの夕食など,九州の西と東,それぞれの小さな海沿いの町での地域の人々とのふれあいも楽しめる.
 1名あたりの旅行代金は,3泊4日「霧島コース」のスイートが125万円,DXスイートBが160万円,DXスイートAが170万円で,同「雲仙コース」のスイートは115万円,DXスイートBが150万円,DXスイートAが160万円となる.1泊2日「九州周遊コース」のスイートは65万円,DXスイートBが80万円,DXスイートAが90万円となる(いずれも2名1室利用時).
 各コースは,郵送(要専用パンフレット事前申込)または「ななつ星in九州」専用WEBサイトで受け付ける.申込みは,2022(令和4)年11月15日(火)に締め切り(郵送は当日消印有効,WEBサイトは23時59分まで),応募多数の場合は抽選となる.

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

▲サロンカー(2号車)

 「ななつ星in九州」は,2022(令和4)年10月15日(土)から「エピソードII」として,一部車内設備のリニューアルを実施し,運転を開始している.
 これまで食事などの提供場所となっていた2号車はサロンとして生まれ変わり,乗客同士の出逢い・語らいの場としてはもちろん,車内アクティビティなどの場所としても利用できる.3号車にはギャラリーショップが設置され,九州各地のさまざまな工芸品を直接見ながら,オリジナルグッズを購入できる.このほかにも茶室やバーが設置されている

JR九州「ななつ星in九州」,第22期(2023年3月〜9月出発分)のツアー受付を開始

▲ギャラリーショップ(3号車)

画像はいずれもJR九州ニュースリリースから

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