JR東日本では,2022(令和4)年9月25日(日)をもって,吉川美南—鎌倉間の臨時快速“ホリデー快速鎌倉”の運転が終了しました.車両は大宮総合車両センター東大宮センター所属のE257系5500番代(OM-52編成)が使用されました.10月1日(土)からは,同区間で特急“鎌倉”が運転される予定です.
同列車はもともと,大宮・小山から武蔵野線・武蔵野貨物線を経由し,鎌倉まで直通する臨時快速として設定され,貨物専用区間を通過する料金不要の列車として知られていました(2018(平成30)年秋期から全車指定席).湘南新宿ライン・上野東京ライン開業後も設定が継続され,2011(平成23)年冬期から南越谷発着に変更,2021(令和3)年秋期には吉川美南まで延長していました.
首都圏の行楽臨時快速列車として親しまれてきた「ホリデー快速」ですが,同列車をもって臨時扱いの運転がすべて終了し,10月以降は定期扱いの“ホリデー快速おくたま・あきがわ”のみとなります.
写真:西国分寺にて 2022-9-25
投稿:宮本 康宏