2022(令和4)年9月3日(土),小松市所有のクハ489-501を管理補修する団体,ボンネット型特急電車保存会と,任意団体の北陸急行保存会が共催したイベントが実施されました.
8月4日(木)に小松市内は集中豪雨で被災し一部は国の激甚災害に指定されましたが,当市のイメージアップを祈念する意味合いもあり,関東関西や九州からも参加者がありました.
午前のボンネット撮影会では安全柵の機能確認を兼ねて撮影に支障する本体部を取り外し,コロナ禍を考慮して分散開放的な雰囲気の撮影になったほか,夜には初めて,晩年の急行能登の車内放送を再現した乗車体験会がありました.
午後は,去る8月13日(土)に高岡市内の任意団体から譲り受けられ小松市内に移設された,元万葉線7060形路面電車デ7061の見学を兼ねた撮影会も実施され,名称変更された「高岡駅前」を含む,2004年の廃車当時の方向幕回しや梯子で車両の屋根に登る,童心に戻るような体験の一日となりました.
写真:土居原ボンネット広場にて 2022-9-3
投稿:岩谷 淳平