南海電気鉄道と泉北高速鉄道は,リニューアル工事中の中百舌鳥駅について,新改札口(東改札口)の供用を2022(令和4)年9月17日(土)の始発から開始すると発表した.
中百舌鳥駅では,2021(令和3)年7月からリニューアル工事を実施(鉄道ニュース7月21日掲載記事参照)しているが,同駅南改札口を移設することで,大阪市高速電気軌道 御堂筋線なかもず駅との乗換距離を約50m短縮する.なお,東改札口は,当初計画から約3ヵ月早めた供用開始となる.
また,東改札口の供用にあわせて,大阪市高速電気軌道 御堂筋線なかもず駅側に設置されているエスカレータの運転方向を変更し,利用客の動線を改善する.
改札口の移設に続き,2階コンコースのレイアウト変更により生まれるスペースを活用して店舗区画のリニューアルを実施し,同区画の面積を現行の約3倍に拡大する.あわせて駅コンコースの床面・壁面・天井や駅舎外壁の美装化工事も実施する.美装化工事は2023(令和5)年12月ごろの完成予定となっている.
画像はいずれも南海電気鉄道・泉北高速鉄道共同ニュースリリースから