長崎県とJR九州では,2022(令和4)年9月23日(金祝)の西九州新幹線開業にあわせて,佐世保線で運転を開始する885系にラッピングを実施すると発表した.
これは,佐世保線へ振子式車両を導入し,輸送改善を実施することを契機として,長崎県北部地域(佐世保市,佐々町,平戸市,松浦市)のPRを行なうもので,佐世保線の利用促進や長崎県北部地域への誘客促進を図る.
ラッピングのデザインは長崎県北部地域である佐世保市(1・2号車),佐々町(4号車),平戸市(5号車),松浦市(6号車)それぞれの名所や特産品などの写真・イラストが描かれ,各自治体の魅力を紹介する.また,3号車は,長崎県北部地域全体のPR号車として,振子式車両導入などの効果や地図・写真により,地域全体の情報を発信する.
ラッピング列車は,9月23日(金祝)から3ヵ月程度運行する予定で,特急“みどり”(博多—佐世保間)や,“リレーかもめ”(博多—武雄温泉間),“ソニック”(博多—大分間),“かささぎ”(博多—肥前鹿島間)などでも運行する.
運行開始前の9月17日(土)には,佐世保駅で出発式(11時ごろ〜)を実施し,臨時列車として佐世保—博多間を運行する.
画像はいずれもJR九州提供