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JR北海道,キハ281系の定期運転を9月30日をもって終了 〜10月22日・23日にラストランを実施〜

JR北海道 キハ281系

写真:登場時のJR北海道キハ281系  編集部撮影  函館運転所にて  1993-12-9(取材協力:JR北海道)

JR北海道は,特急“北斗”として運転しているキハ281系の定期運転を,2022(令和4)年9月30日(金)をもって終了すると発表した.

 キハ281系は1994(平成6)年3月に特急“スーパー北斗”として登場し,振子機能と最高速度130km/hを活かして,函館—札幌間を2時間59分で結んだ.2016(平成28)年3月からは,北海道新幹線開業にともない,全列車が新函館北斗停車となったほか,下り列車の運転経路が藤城経由から仁山経由へ変更されている.2020(令和2)年3月からは列車名を“北斗”に改称し,2022(令和4)年7月時点でキハ281系で運転している“北斗”は,下りの5号・7号・19号,上りの2号・14号・16号の計6本となっている.なお,10月1日(土)からは,キハ261系で運転する.
 定期運転終了後は,10月22日(土)・23日(日)の2日間,デビュー当時の列車名“スーパー北斗”(臨時列車)として函館—札幌間でラストランを行なう.下りは函館8:35ごろ発→札幌12:16ごろ着,上りは札幌12:38ごろ発→函館16:37ごろ着として各日1往復する.途中の停車駅は東室蘭のみで,グリーン車を含めた8両編成(全車指定席)で運転する.

JR北海道,キハ281系の定期運転を9月30日をもって終了

 上記の編成のうち,札幌方の先頭車(8号車)には,試作車であるキハ281-901を使用する予定.キハ281-901についてはラストランに向け,8月下旬ごろから導入初期の塗装とロゴマーク(HEAT281)へ変更し,運転を開始する.

特記以外の画像はJR北海道ニュースリリースから

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