JR東日本東京総合車両センターでは,鉄道開業150周年を記念して,1996(平成8)年3月の鶴見線大川支線からの引退後,長らく所内で保管されている旧形国電クモハ12052の復元作業を進めていましたが,このほど,復元が完了し,2022(令和4)年7月9日(土)・10日(日),同センターのピット線内で一般向けの撮影会が行なわれました.
この撮影会は,両日とも3回に分けて開催され,各回とも,まず復元を記念したテープカットがクモハ12052の前で開催された後,参加者はさまざまな角度から,クモハ12052の撮影を楽しむことができました.
クモハ12052が復元前,最後に一般に公開されたのは2017(平成29)年8月に開催された「夏休みフェア2017」(→鉄道ニュース2017年8月27日掲載記事)で,今回,復元により,5年前より綺麗な状態になったほか,前照灯と後尾灯が再び点灯できるようになり,参加者を驚かせました.
写真:東京総合車両センターにて 2022-7-9
投稿:秋田 拓海