東京地下鉄(東京メトロ)は,「東京メトロmy!アプリ」でのリアルタイム混雑状況の配信について,新たに日比谷線・半蔵門線を追加したと発表した.
デプスカメラと人工知能(AI)を用いた列車混雑計測システムは,鉄道事業者において東京メトロのみで導入されており,東京メトロmy!アプリでは,このシステムを活用し,リアルタイムの車内の混雑状況とその列車のその後の混雑変化をリアルタイムに予測した混雑予測情報を号車ごとに提供している.
到着する列車のリアルタイムな混雑状況を確認するだけでなく,その先の乗車予定区間の混雑予測を考慮し,ほかの号車への移動を促すなど,選択範囲を増やす.また,ラッシュ時間帯などの混雑を避けるためだけでなく,座ることができる号車の確認もできる.
今回の配信により銀座線,丸ノ内線,東西線,千代田線,有楽町線,副都心線を含め,計8路線での配信となる.南北線については,2022(令和4)年9月ごろの配信開始を目指すとしている.
一部画像は東京メトロ提供