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阪急・阪神,特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」のデザインをリニューアル

阪急・阪神,特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」のデザインをリニューアル

▲先頭・最後尾車両のラッピングイメージ(画像上:阪急電鉄/画像下:阪神電鉄)

阪急電鉄と阪神電気鉄道では,共同で運行している特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」について,ラッピングデザインをリニューアルすると発表した.

 阪急は神戸線・宝塚線1000系,京都線1300系の各1本(いずれも8両編成),阪神は1000系1編成(6両編成)にそれぞれラッピングを施し,2022(令和4)年4月5日(火)からそれぞれ運転を開始する.
 リニューアル後の車両デザインは,先頭・最後尾車両,さまざまな人や生き物たちが,地域・社会のより良い未来へと続くトビラの向こうに案内するようすを,イラストレーターのウマカケバクミコ氏が手がけた.

阪急・阪神,特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」のデザインをリニューアル

▲中間車両(画像上:阪急電車/画像下:阪神電車)

 中間車両については,両端から2両目の車両に,新たにラッピングデザインを施す.また,これまでと同様に,側面の各ドアの横には,SDGsの全体ロゴや1から17の目標のステッカー(計18種類),実質的に再生可能エネルギー100%で運行していることを示すステッカーを掲出する.
 それぞれの「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は,阪急が神戸線・宝塚線・京都線と相互直通区間,阪神が本線・阪神なんば線と相互直通区間で運転する.
 阪急阪神ホールディングスグループは,「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」にもとづき,持続可能な社会の実現に向けてさまざまな施策を実施している.そのひとつである社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」(ゆめ・まちプロジェクト)では,2009(平成21)年から「未来にわたり住みたいまちづくり」を目指して,地域の環境づくりや次世代の育成などに取り組んでいる.
 「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は,この「ゆめ・まちプロジェクト」が10周年を迎えた2019(令和元)年から運行を開始しており,産・官・市民が連携してSDGsの達成に向けたメッセージを発信する.また,2020(令和2)年9月からは東急グループと協働運行しており,走行にかかる電力をすべて(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄うなど,取組の拡充を進めている.なお2020(令和2)年12月には,これら一連の取組が評価され,第4回「ジャパンSDGsアワード」において,特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞した.

画像はいずれも阪急阪神ホールディングス提供

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