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「東京メトロmy!アプリ」に新たな経路探索機能などを追加
〜東西線のリアルタイム混雑状況も配信開始〜

東京メトロ1000系

写真:東京地下鉄1000系  目黒義浩撮影  中野車両基地にて  2011-10-5(取材協力:東京地下鉄)

東京地下鉄(東京メトロ)は,「東京メトロmy!アプリ」をバージョンアップし,新たな経路検索条件などの機能を追加したと発表した.

「東京メトロmy!アプリ」に新たな経路探索機能などを追加

▲遅延を考慮したルートの表示イメージ

 追加された機能として,東京メトロと都営地下鉄の列車に遅延が発生している場合,列車ごとに遅延を考慮して,別のルートを含めたリアルタイムな検索結果が表示される.これにより列車の遅延発生時においても,目的地到着までのルートと正確な到着時刻を案内し,運行状況に即した移動時間の把握が可能になる.

「東京メトロmy!アプリ」に新たな経路探索機能などを追加

▲エレベーターを利用するルートの表示イメージ

 また,出発地点から到着地点のルート検索時に,東京メトロと都営地下鉄の駅において,エレベータのみを利用するルートを案内する.これにより大形荷物を持つ人やベビーカー利用者を中心に,円滑な移動が可能となる.

「東京メトロmy!アプリ」に新たな経路探索機能などを追加

▲東西線のリアルタイム混雑状況表示のイメージ

 あわせて,リアルタイム混雑状況の配信路線に東西線を追加した.これは銀座線,丸ノ内線,千代田線,有楽町線,副都心線に続き,6路線目の配信となる.
 東西線は,当時首都圏において最も混雑率が高い路線となっていたため,分散乗車や時差通勤を促進する目的として,2018(平成30)年,列車混雑計測システムの開発を開始するきっかけとなった路線である.システムでは,デプスカメラ設置駅でリアルタイムに実測した混雑状況と,その列車のその後の混雑変化をリアルタイムに予測した情報を号車ごとに提供する.
 東西線の混雑率は,199%(2019年度)から123%(2020年度)に減少しているが,リアルタイム混雑状況を活用することで,「どの号車を利用すれば比較的空いているのか」・「乗車中の号車はどの駅から空いてくるのか」など,より乗客のニーズにあわせた利用が可能になるとしている.

一部の画像は東京メトロ提供

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