JR九州,自動列車運転装置の実証運転区間・対象列車本数を3月12日から拡大

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2022年2月27日掲載
JR九州BEC819系

写真:JR九州BEC819系  編集部撮影  直方車両センターにて  2016-8-24(取材協力:JR九州)

JR九州では,香椎線(西戸崎—香椎間)の一部営業列車で実施している,自動列車運転装置の実証運転について,2022(令和4)年3月12日(土)から実証運転区間と列車本数を拡大すると発表した.

JR九州,自動列車運転装置の実証運転区間・対象列車本数を3月12日から拡大

 拡大の対象となるのは,香椎線の香椎—宇美間で,これにより香椎線全線が実証運転区間となる.対象となる列車は,上り38本(現行12本),下り39本(現行12本)となる.
 実証運転は,運転士以外の係員が前頭に乗務する自動運転(GoA2.5)の実現を目指すもので,上記の区間では2020(令和2)年12月から,運転士が乗務した状態の営業列車において,ATS-DKをベースとした自動列車運転装置の実証運転を実施しているが,実証運転の状況が良好であると判断されたため,実証運転区間と列車本数の拡大に至った.
 また自動列車運転装置については,区間拡大日までに「編成両数に応じた停止位置に停車する機能」や「降雪などを考慮した走行モードの追加」,「走行時消費電力を抑制する走行制御へ改良」など,新たな機能の追加や改良を行なうことで,安全・安定輸送の確保,利用客の利便性向上,環境負荷への軽減を目指す.
 今後は,「鉄道における自動運転技術検討会(国土交通省鉄道局)」での議論を踏まえつつ,2024(令和6)年度末までに,運転士以外の係員が前頭に乗務する自動運転(GoA2.5)の実現を目指すとしている.

特記以外の画像はJR九州ニュースリリースから