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「小田急の子育て応援車」の運用を3月12日から順次開始

小田急5000形

写真:小田急5000形  編集部撮影  唐木田車庫にて  2019-11-11(取材協力:小田急電鉄)

小田急電鉄は,2022(令和4)年3月12日(土)のダイヤ変更日から,小さな子どもを連れた利用者が,より安心して利用できる「小田急の子育て応援車」の運用を順次開始すると発表した.

「小田急の子育て応援車」の運用を3月12日から順次開始

 これは,小田急が保有する一部の通勤車両のうち,3号車の窓ガラスや乗降扉,貫通扉に計24枚のステッカーを掲出し,乗客が,小さな子どもを連れた利用者を温かく見守るよう協力を呼びかけるもので,誰でも利用ができる(相互直通運転しているJRと東京メトロの車両は除く).これらのステッカーは,「子育て応援ポリシー」や,親子で一緒に楽しめるお出かけ情報紹介サイト「小田急の子育て応援ナビ〜FunFanおだきゅう〜」のロゴ・デザインをベースに制作されており,親しみやすく,安心して乗車できるようにという思いが込められている.運転区間は小田急線全線で,相互直通運転しているJRと東京メトロ線内および車両は対象外とする.
 「小田急の子育て応援車」の導入にあたっては,2021(令和3)年5月に約1ヵ月間,イベント列車として「子育て応援トレイン」を1編成運転し,利用者から好評を得たことを踏まえ,導入を決定した.また2021(令和3)年11月には「子育て応援ポリシー」を策定し,「小田急の子育て応援車」の導入日と同じ3月12日(土)からは,子どもの外出を応援するため,小田急線の小児IC運賃を1乗車あたり50円とする(鉄道ニュース1月12日掲載記事参照).
 今後も小田急では,「子育て応援ポリシー」を具現化する鉄道会社ならではのアプローチで,『子育てしやすい沿線』を目指すとしている.

特記以外の画像は小田急電鉄提供

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