IGRいわて銀河鉄道は,沿線の二戸市・一戸町と連携し,IGR7000系(2両1本)に全面ラッピングを施した「漆」&「縄文」県北ラッピング車両の運転を開始した.
これは,2020(令和2)年に二戸市の「漆掻き技術」が無形文化遺産に,2021(令和3)年に一戸町の「御所野遺跡」が世界文化遺産に,それぞれ登録されたことにちなんだもので,盛岡方の車両は一戸町,八戸方の車両は二戸市がデザインを担当した.それぞれの文化遺産をイメージしたラッピング車両を運転することで,観光客の誘客促進やIGRいわて銀河鉄道の利用促進を図る.
東側の車両側面と八戸方の前面については,一戸町の御所野遺跡のロゴマークと二戸市の漆をイメージした「赤」を,西側の車両側面と盛岡方の前面については,一戸町の御所野縄文公園と二戸市の漆林をイメージした「緑」をそれぞれベースとしたラッピングが施されている.
なおラッピング列車の運行情報は当面の間,IGRいわて銀河鉄道のページで公開されている.
画像はいずれもIGRいわて銀河鉄道提供