アルピコ交通では,上高地線用20100形の外装デザインを決定したと発表した.
前面は,既存の3000形でも採用されているダイナミックストライプと上高地線のロゴにより,アルピコ交通の鉄道線であることをアピールする.また側面は,爽やかなアルピコブルーの帯と,大きな「ALPICOロゴ」を配置することで,シンプルかつスタイリッシュなデザインとなっている.
20100形は,東武鉄道のモハ20050形とモハ20000形(いずれも中間車)を,それぞれモハ20100形・クハ20100形としたもので,運転台新設などの改造工事を経て,2021(令和3)年12月に新村車両所へ搬入されていた.現在は,運用開始に向けて検査や試験調整,訓練を実施しており,2021(令和3)年度は1編成2両を導入し,2022(令和4)年3月下旬の運転開始を予定している.
画像:20100形の外装デザインイメージ(アルピコ交通WEBサイトから)