京都丹後鉄道は,走るダイニング列車“丹後くろまつ号”の2022年春・夏コースの運転を,2022(令和4)年4月から9月に実施すると発表した.
2022年春・夏商品では,福知山10:20発→天橋立11:45着の「スペシャルモーニングコース」と,天橋立13:05発→西舞鶴14:50着の「海の幸堪能コース」,曜日により提供される料理が異なる「地酒飲み比べコース」と「スイーツお楽しみコース」(いずれも西舞鶴15:46発→天橋立16:47着)の全4コースとする.
金曜・土曜・日曜・祝日に運転する「スペシャルモーニングコース」(税込6800円)では,地元食材を使用したクロワッサンサンドと地元野菜のサラダプレートと天橋立ワインのジュレを添えたスイーツプレートを堪能しながら,車窓からは美しい山々や田園風景を満喫できる.同じく金曜・土曜・日曜・祝日に運転する「海の幸堪能コース」(税込13000円)では,「海の京都」で獲れた旬の地魚や地元野菜を使用した本格的な懐石料理が提供される.
「地酒飲み比べコース」と「スイーツお楽しみコース」(税込各4800円)は,“丹後くろまつ号”の定期コースでは初めてとなる,曜日により異なる料理を提供する.金曜・土曜と一部祝日(火曜〜木曜のみ)に運転する,「地酒飲み比べコース」は,地酒やワイン・おつまみとともに,丹後のお酒が楽しめるコースとなる.日曜と一部祝日(月曜のみ)に運転する,「スイーツお楽しみコース」は,自分だけのアレンジミニどら焼きが作れるコースとする.
なお,「海の幸堪能コース」・「地酒飲み比べコース」・「スイーツお楽しみコース」の3コースについては,丹鉄沿線の絶景ポイントである奈具海岸や由良川橋梁から見える「海の京都」を車窓からゆっくりと見学できる.
定員は,新型コロナウイルス感染予防のため,各コースとも上限を20名とする.申込みは,丹後くろまつ号予約ページで,2月1日(火)10時から受付を開始する.
写真はいずれも京都丹後鉄道提供