今回の改正では，JRに直通する特急“はしだて”を全車指定席に変更する．京都丹後鉄道線内のみを運転する特急“たんごリレー”は，これまでどおり指定席と自由席の車両編成とする．
　また，“はしだて”10号（天橋立19：18発→京都21：19着）は，JRのダイヤ改正にあわせて，JR線内（福知山→京都）が指定日運転となる．なお，京都丹後鉄道線内（天橋立→福知山）は毎日運転とし，特急“こうのとり”などへの乗継ぎを維持する．

写真：KTR700形「あおまつ」・「あかまつ」　　松本洋一撮影　　KTR荒河車両基地にて　　2013-4-5（取材協力：北近畿タンゴ鉄道）

　観光列車「丹後あおまつ号」は，運転区間を宮舞線・宮豊線に変更し，西舞鶴—網野・豊岡間を結ぶ「海の京都」エリアの魅力を楽しめるようにする．
　普通列車は，利用状況にあわせて一部列車の運転区間を見直す．宮舞線・宮豊線（西舞鶴—宮津—豊岡）では，朝の下り西舞鶴8：10発宮津（福知山）行き（宮津から快速）の運転を取りやめる，これにともない，西舞鶴9：18発豊岡行き・同9：56発網野行きの発車時刻を，それぞれ8：42発・9：42発に繰り上げる．
　日中時間帯では，下り西舞鶴13：37発豊岡行き（233D）と同15：37発豊岡行き（237D）を，それぞれ峰山行きと網野行きに運転区間を短縮する．上りでは豊岡15：04発西舞鶴行き（234D）と同16：11発西舞鶴行き（238D）の始発駅を変更し，それぞれ峰山15：47発（334D）と網野17：25発（338D）とする．また，天橋立17：06発西舞鶴行き（336D）は，運転区間を延長し，豊岡15：45発（236D）とする．
　宮福線では，福知山23：06発の下り最終（809D）を22：41発（813D）に繰り上げるほか，新形車両KTR300形の運行本数を16本から27本に増やす．
　詳しくは，WILLERニュースリリースに掲載されている．

写真はすべてイメージです．