京成電鉄は,2022(令和4)年2月26日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
現在,日中時間帯80分間隔で青砥駅に臨時停車している“スカイライナー”については,青砥駅に停車する列車を日中は60分間隔とし,これを正式ダイヤとする.青砥駅に停車するのは上りが12号・18号・24号・30号・36号・42号・48号・54号・60号の9本と,夜間に運転される72号から82号までの6本,下りが11号・17号・23号・29号・35号・41号・47号・53号・59号・65号の10本で,これにより押上・都営浅草線・京急線方面から成田空港へのアクセスの向上を図る.
成田空港発の上り最終“スカイライナー”82号の発車時刻を23:20から23:00に繰り上げ,深夜時間帯における“スカイライナー”の運転間隔を30分に統一することで,LCC深夜到着便の利用客の利便性向上を図る.これにあわせて,上り最終の「アクセス特急」の運転時刻を繰り下げる.
このほか北総線経由の「臨時ライナー」は,時刻を変更して当面の間運転する.
一般列車では,日中時間帯の本線「特急」を「快速」に変更し,特急通過駅における乗換えの利便性を向上する.あわせて下りの「快速特急」は,京成高砂駅で「アクセス特急」成田空港行きに,上りの「アクセス特急」は青砥駅で「快速特急」京成上野行きと接続し,京成上野・日暮里—成田空港間の速達性を確保する.
平日の夜間では,都営浅草線から京成成田方面へ向かう「快速特急」の一部列車の種別を「特急」に変更し,京成佐倉—京成成田間の各駅へ乗換えなく利用できるよう変更する.深夜時間帯では,成田空港発宗吾参道行きを23時台に増発し,成田空港勤務者などのエッセンシャルワーカーを中心とした利用者の利便性を向上する.
成田空港発の上り最終「快速」京成高砂行きの種別を「普通」に変更し,京成津田沼—京成高砂間の普通列車停車駅利用者の利便性向上を図る.なお,この列車は,京成高砂駅で都営浅草線方面最終列車と接続するため,各駅の発車時刻を繰り上げる.これにともない,東成田方面からの上り列車(芝山千代田発)についても,京成成田駅で上記列車と連絡のため発車時刻を繰り上げる.
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