JR東日本仙台支社では,震災復興・観光振興の一環として,仙石東北ラインで「仙石東北ラインマンガッタンライナー」の運転を開始すると発表した.
これは,石ノ森萬画館(石巻市)が開館20周年を迎えたことや,石巻へ向かう乗客の多くが仙石東北ラインを利用していることから,石巻圏の観光を盛り上げていくためのもので,仙石東北ラインで運転されるHB-E210系に,仙石線205系「マンガッタンライナー」と同様のラッピングを施す.
ラッピングはHB-E210系2本(4両)に施され,それぞれ「風」と「夢」をテーマに,石巻にゆかりのある石ノ森章太郎氏のマンガのキャラクター「サイボーグ009」や「仮面ライダー」,「がんばれロボコン」などが描かれる.
「仙石東北ラインマンガッタンライナー」は,2022(令和4)年1月中旬から定期列車として順次運転を開始し,仙石東北ラインの仙台—石巻間のほか,仙台—女川・仙台—小牛田間の一部列車でも運転される.
このほか,「仙石東北ラインマンガッタンライナー」のお披露目を兼ねたイベントなども計画されており,内容は決まり次第発表される.
©石森プロ ©石森プロ・東映
画像はいずれもJR東日本仙台支社ニュースリリースから