鉄道ファン2024年6月号(通巻758号)
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東武,竹ノ塚駅付近(西新井—谷塚間)上下緩行線高架区間の使用を3月20日から開始

東武,竹ノ塚駅付近(西新井—谷塚間)上下緩行線高架区間の使用を3月20日から開始

▲竹ノ塚駅付近高架橋(駅ホーム部分)

東武鉄道は,足立区の都市計画事業として実施している「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」について,2022(令和4)年3月20日(日)の初列車から,西新井—谷塚間の上下緩行線高架区間の使用を開始すると発表した.荒天など,やむを得ない事情により工事を延期する場合は,3月27日(日)から使用を開始する.

東武,竹ノ塚駅付近(西新井—谷塚間)上下緩行線高架区間の使用を3月20日から開始

▲竹ノ塚駅付近高架橋(高架区間)

 この事業は,足立区の都市計画事業として東武スカイツリーライン竹ノ塚駅付近の約1.7km(西新井—谷塚間)の複々線区間を高架化するもので,東武鉄道と足立区が2012(平成24)年3月に施行協定を締結し,工事を進めてきた.

東武,竹ノ塚駅付近(西新井—谷塚間)上下緩行線高架区間の使用を3月20日から開始

▲東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業(完成イメージ)

 2016(平成28)年5月に下り急行線,2020(令和2)年9月に上り急行線の高架区間の使用を開始しており,工事の進ちょくにともない,今回は上下緩行線を地平から高架区間に切り替える.これにより,同区間にある2ヵ所の踏切が廃止され,安全性が向上する.事業については,2023(令和5)年度の完成に向け,引き続き工事が進められる.

東武,竹ノ塚駅付近(西新井—谷塚間)上下緩行線高架区間の使用を3月20日から開始

 この高架切替工事にともない,3月19日(土)(予定)の22時40分ごろから終列車までの間,東武スカイツリーライン 北千住—草加間では上下緩行線(普通列車)が運休となる.あわせて,同時間帯は東京メトロ日比谷線と東武スカイツリーラインの直通運転についても中止する.
 なお,北千住—草加間の上下急行線の列車および東京メトロ半蔵門線と東武スカイツリーラインの直通運転については通常どおり実施し,運休区間の両端駅までの折返し運転や他社線への振替輸送なども行なう.
 東武スカイツリーラインの運休にともない実施が予定されている,振替輸送・バス振替輸送などの詳細については,1月下旬に発表される予定.

写真・画像はいずれも東武鉄道提供

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