東京都交通局は,都営新宿線向けに10両編成8本の新造車両を導入すると発表した.
都営新宿線では輸送力増強を目的に,2010(平成22)年度から,順次10両編成の車両の導入を進めてきたが,今回導入する8本は,すべての車両に防犯カメラとフリースペースを設置し,乗客が利用しやすいように低いつり手と荷棚を採用する.また,視覚に障がいのある方のため,車両ドアが開いていることを知らせる「ドア開案内装置」を設置するほか,抗ウイルスコーティングを施す.
導入する8本のうち最初の編成は,2021(令和3)年11月28日(日)から営業運転を開始する予定で,新造車両導入にあわせて一部列車の編成を,8両編成から順次10両編成に変更する.これにより2022(令和4)年度末までに,28編成すべての車両が10両編成となる.
※写真:東京都交通局提供