JR貨物では,2021(令和3)年11月13日(土)から16日(火)にかけて,愛知機関区所属のEF64 1046が稲沢→新鶴見(信)→東大宮(操)→大宮の経路で回送されました.
稲沢→新鶴見(信)間は吹田機関区所属のEF66 131(5090列車の本務機次位で無動力回送),新鶴見(信)→大宮間は新鶴見機関区所属のEF65 2074がけん引しました.
EF64 1046は大宮車両所にて全般検査を受けるものと思われます.同機は2007(平成19)年に広島車両所で更新工事を施工された際に現在の塗色(通称:広島更新色)となり,2013(平成25)年に大宮車両所で全般検査を受けた際にも広島更新色を維持していました.2020(令和2)年7月にEF64 1049が大宮車両所で全般検査を受けて原色に戻されてからは,唯一の広島更新色機として活躍していましたが,2021(令和3)年5月ごろからは本線運用からは離脱し,静岡貨物駅での訓練機として使用されていました.全般検査の際に塗色は原色に戻るものと思われ,広島更新色は見納めとなりそうです.
写真:新座にて 2021-11-16
投稿:坂本 新太