京急電鉄では,同社のマスコットキャラクター「けいきゅん」10才の誕生日(10月21日)にあわせて,2021(令和3)年10月14日(木)から12月22日(水)まで,記念のキャンペーンとして『きゅんペーン』を実施しています.その一環として,2100形2149編成が『きゅんペーン』の期間中「えこきゅん号」として運転されています.
「えこきゅん号」は,「けいきゅん」が車内ポスターをジャックした広告列車で,京急グループの環境負荷低減に向けた取組などが紹介されています.また,先頭車には,同グループの環境活動において登場する緑色のけいきゅん「ノルエコけいきゅん」と「けいきゅん」のイラストとともに「CO2排出量実質ゼロ」で運行していることを表記したヘッドマークが掲出されています.
なお,CO2排出量実質ゼロとは,東京都のキャップ&トレード制度に基づき,期間中本列車の運行によって発生する約159tのCO2に,京急電鉄が保有する都内の建物における2010(平成22)年度~2014(平成26)年度の5年間の超過削減量(CO2削減クレジット)を充当することによるものです.
写真:能見台にて 2021-10-19
投稿:西村 雅人