鉄道ファン2024年4月号(通巻756号)
『鉄道ファン』2024年4月号
2024年2月21日発売
定価1250円(税込)
鉄道ファン2024年4月号
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鉄道ファン2024年4月号(通巻756号)
特集 JR東日本の特急車
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希少な逸品,都電の前身である「王子電車ディスプレイモデル」を発売

「王子電車ディスプレイモデル」発売

▲受注販売中の「王子電車ディスプレイモデル」

有功社シトー貿易は,渋沢栄一プロジェクトの商品の一つとして王子電車ディスプレイモデルを受注販売しています.

王子電車

▲王子電気軌道400形(戸袋窓改造前)

 これは,現在の都電荒川線(東京さくらトラム)の前身である王子電気軌道(通称:王電)の400形を,1/80スケールで忠実に再現したディスプレイモデルです.
 王電はわずか31年しか存在せず,都電への統合後は数年都心を走った後は箱根登山鉄道小田原市内線に流転しました.王電そのものが小規模で,このように短命に終わったため,製品化されることは前代未聞で,今後も再発売はないと思われます.

「王子電車ディスプレイモデル」発売

▲室内灯点灯のようす

※写真はいずれも有功社シトー貿易提供

商品名 「王子電車ディスプレイモデル」LED点灯仕様
内容 ●王子電気軌道が1925(大正14)年に導入した400形を,残されている写真から実寸の1/80スケールにしました.
●素材はぺーパーボードですが丁寧な下塗りと発色の良いペイントを採用したことで強度が得られ,大変美しく仕上がっています.王子飛鳥山に居を構えていた渋沢栄一翁の晩年を追想できる逸品です.
●実車が木造車体であったため,車体表面には縦方向に板が留められており,模型では正確にその枚数まで数えて再現されています.
●王子電車独自のずんぐりとしたデザインも曲線を巧みに計算して表現されています.
●室内灯付きで,電池ボックスとつなぐことで,インテリアとしてノスタルジックな雰囲気を楽しめます.
仕様 ●素材...ペーパークラフト,プラスチック
●サイズ
・全長140mm×幅30mm×高さ48mm(ポールを下げた状態),プレスボード製
・パッケージ:透明ディスプレイケース(プラスチック製)
 全長250mm×幅65mm×高さ75mm
●付属品...単3電池3本付き
※モーターは付属しません.
※写真は試作品につき仕様が異なります.発売する商品は,窓枠・扉の色を車体と同色とし,王子電気軌道の社紋が追加されます.
価格 42000円(税込み,送料込み)
発売場所 「しんかちマルシェ」(商品ページ)
※受注生産...納品まで約3ヵ月かかります(注文を受けてから制作されます).
そのほか 「都電カフェ」(都電荒川線 三ノ輪橋電停下車すぐ)では,以下の期間限定で商品見本が展示されます.
●展示期間...2021(令和3)年10月15日〜2022(令和4)年2月予定
ご案内 渋沢栄一プロジェクトについて(有功社シトー貿易のページ)
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