京成電鉄では,新造車両である3100形3156編成(8連)の営業運転を,2021(令和3)年9月30日(木)から開始すると発表した.
2021(令和3)年度に導入される3100形は8連2本で,11月12日(金)からは同じく8連の3155編成が営業運転を開始する予定.
3100形は,京成グループ標準車両として「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに設計され,2019(令和元)年から導入されている.外観デザインでは,誤乗防止を目的に,成田スカイアクセスの案内カラーであるオレンジを採用し,車内設備では,スーツケース置場をかねる折り畳み式の座席を設置した.また,防犯カメラやプラズマクラスターイオン発生装置などを設置し,快適で安全な車内環境を提供している.
なお,今回導入される2編成には,異常時に迅速な避難ができるよう,1号車と8号車の座席下(各1ヵ所)に非常はしごが増設されている.
プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター,Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です.
写真:京成電鉄のニュースリリースから