キヤノンは,「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として,超望遠ズームレンズ「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」と,超広角単焦点レンズ「RF16mm F2.8 STM」を10月下旬に発売します.
■RF100-400mm F5.6-8 IS USM
全長約164.7mm,質量約635gの小型・軽量の超望遠ズームレンズで,2016(平成28)年12月に発売され,普及価格帯の望遠ズームレンズとして親しまれてきた「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」よりも望遠域を100mm拡張した400mmとし,鉄道写真に有効な焦点距離をカバーできます.「UDレンズ」1枚,「非球面レンズ」1枚を含む9群12枚の光学設計により,色収差をズーム全域で抑制し,色にじみの少ない鮮明な描写が可能です.
手持ち撮影をアシストする手ブレ補正により,「EOS R5」装着時は,ボディ内の手ブレ補正機構と協調制御することで,静止画撮影時に6.0段,ボディ内手ブレ補正機構を搭載していない「EOS R」装着時は,5.5段の手ブレ補正効果を実現しています.
別売りの「エクステンダー RF1.4×」と「エクステンダー RF2×」にも対応し,「エクステンダー RF2×」を使用すると800mmまでをカバーすることができます.オープン価格(参考価格9万500円)となっています.
■RF16mm F2.8 STM
2020(令和2)年12月に発売された「RF50mm F1.8 STM」と同等の小型・軽量化を実現した,「EOS Rシステム」では初めての超広角単焦点レンズです.「EOS Rシステム」の特長である大口径・ショートバックフォーカスを生かした,撮像面近くに大口径レンズを配置する7群9枚の光学設計により,最大径約69.2mm,長さ約40.2mm,質量約165gと持ち運びやすいものとなっています.オープン価格(参考価格4万1800円)となっています.
上記参考価格は,キヤノンオンラインショップにおける9月15日時点での販売価格(税込)です.