JR東海では,2021(令和3)年8月の大雨により被災し,バス代行輸送となっている中央本線 南木曽—上松間と奈良井—塩尻間について,各区間の運転再開日を決定し,9月3日(金)から名古屋—塩尻間において全列車の運転を再開すると発表した.
奈良井—塩尻間については,8月28日(土)の始発列車から運転を再開する.また8月28日(土)から9月2日(木)までの間は,上松—塩尻間を特別ダイヤで運転する.
南木曽—上松間については,9月3日(金)の始発列車から運転を再開する.あわせて同日から,特急“しなの”を含む名古屋—塩尻間の全列車が通常ダイヤで運転される.
上記にともない,8月23日(月)から実施している中央本線のバス代行輸送は,上記の各区間の列車の運転再開をもって終了する.なお天候の状況などにより,列車の運転再開区間や運転再開日を変更する場合があるとしている.
このほか,9月3日(金)以降の特急“しなの”の乗車券類(指定席特急券・自由席特急券など)については,8月26日(木)の各駅営業開始時刻から発売を再開する.また,中津川—南木曽間の普通列車については,9月2日(木)まで列車のダイヤを変更して運転する.列車の運転区間やダイヤ変更,バス代行輸送などの詳細は,決まり次第,JR東海WEBサイトで発表される.
特記以外の画像はJR東海のニュースリリースから