JR東日本仙台支社は,陸羽西線狩川駅の駅舎建替えを実施すると発表した.
同駅は,1913(大正2)年に建設されて以来,107年が経過しており,今回の建替えとなった.
新しい駅舎は木造1階建てで,既存駅舎とホームの間に建設される.駅が風車や桜の木,田園風景が広がる風光明媚な場所に位置するため,待合室には美しい景色が眺望できるよう大きな窓を設置する.また,腰壁やベンチなどの内装に木材を活用することで,温かみのある空間を目指す.
屋根については,既存駅舎の黒色と寄棟と切妻の組合わせを継承する.外観は周囲の風景に馴染むような木目調の外壁とし,内観については,主体である木材を惹きたてるため白色を基調とした壁を採用する.
工事期間は2021(令和3)年8月末から12月末までで,既存駅舎から新駅舎への切替えは2021(令和3)年12月末の予定.既存駅舎については,切替え後の2022(令和4)年3月以降に撤去される.
画像:JR東日本仙台支社のニュースリリースから