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東急,田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」をスタート
~第1弾は駒沢大学駅のリニューアル工事に着手~

東急,田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」をスタート

▲駒沢大学駅のリニューアルイメージ(ホーム)

東急電鉄は,田園都市線地下区間5駅(池尻大橋・三軒茶屋・駒沢大学・桜新町・用賀)のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を開始したと発表した.

 これは,鉄道の安全・安心向上を目的に上記5駅の設備更新工事を行なうもの.2021(令和3)年5月に東急電鉄が策定した新・中期事業戦略も踏まえ,「脱炭素・循環型社会」の推進,地域とつながる駅空間「人,街,暮らしをつなげるプラットフォーム」を実現し,脱炭素・循環型社会の貢献と地域に開かれた「サステナブルな地下駅」を目指す.
 プロジェクト名に含まれる「Green」は,田園都市線の路線カラーでもあり,「快適・安心」,「スムーズ」,「クリーン・サステナブル」,「親しみが生まれる」,「新しさがある」など,さまざまな想いが込められており,開業後40年以上が経過した上記の5駅を,利用者が心地良く,ワクワクする体験ができる空間とする.

東急,田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」をスタート

▲駒沢大学駅のリニューアルイメージ(コンコース)

 プロジェクトの第1弾は駒沢大学で実施し,2021(令和3)年7月30日(金)からリニューアル工事を開始した.リニューアルでは,駒沢大学駅のステーションカラーでもある緑色の壁面タイルや,床材などの既存材を最大限活かした計画とし,廃棄物削減に取り組む.
 空調設備改修では,建築物の設計・施工・運用の各段階において,建物オーナーが求めるCO2排出量の削減などの建築設備性能を確実に発揮するため,確認・検証・適正化する「コミッショニング」の導入や,設備を常時監視し,故障の兆候が見られた時点で修理・更新する「CBM」(Condition Based Maintenance)を進めることで,効率的な運用を行なう.これにより,改修後のCO2排出量を年間約260t削減するとしている.
 駒沢大学駅は「UNDER THE PARK」をリニューアルコンセプトとし,地域の憩いの場である都立駒沢オリンピック公園の最寄り駅として,公園とともにあるライフスタイルをイメージするデザインを取り入れることで,広がりを感じられる空間を創出する.
 また,東口・西口に接続するビルや駅構内では,利便性向上と街の魅力を活かした駅機能・サービスの導入により,地域に開かれた新たな駅のあり方の実現を目指す.
 駅設備・内外装の改修や,旅客トイレのリニューアルでは,ベビーカーも入れる個室を整備するほか,西側にエレベータを新設することで,バリアフリールートの2ルート目を整備する.

画像はいずれも東急(株)提供