西濃運輸は,JR貨物から貸切利用している混載ブロックトレイン「カンガルーライナー」に,ハローキティのデザインが装飾された特別仕様のハローキティラッピングコンテナを導入したと発表した.
これは,西濃運輸がモーダルシフトや大形ハイブリッドトラックの導入など,「SDGs」の取組に積極的であり,2020(令和2)年12月からは「SDGs」を縁として,同じく「SDGs」を応援する株式会社サンリオのキャラクター「ハローキティ」とコラボレーションしたTwitterリツイートキャンペーンなど,さまざまな場面でのコラボレーションを展開している.この「SDGs」の気運の盛り上げと,西濃運輸の企業価値向上を目的として,ハローキティラッピングコンテナを製作し,今回の導入に至った.
ラッピングコンテナは,2021(令和3)年6月22日(火)から吹田貨物ターミナル—郡山貨物ターミナル・仙台港間で運転する「カンガルーライナー SS60」に,また同25日(金)からは,名古屋貨物ターミナル—福岡貨物ターミナル間で運転する「カンガルーライナー NF64」に,各1コンテナが導入された.
コンテナは,わずか2個のみの限定製造のため,上り・下りの列車に毎日,必ず積載されているわけではなく,見ることができると幸運な,希少なコンテナとなっている.
なお,「カンガルーライナー SS60」は,下りが吹田22:14発→郡山9:15着→仙台港12:45着,上りが仙台港22:35発→郡山2:37発→吹田:15:44着のダイヤで,「カンガルーライナー NF64」は,下りが名古屋22:12発→福岡12:47着,上りが福岡0:22発→名古屋18:23着のダイヤでそれぞれ運転されている.
写真はいずれも西濃運輸提供