新京成電鉄は,ラッピング電車「新京成ピンクリボントレイン」を,2021(令和3)年7月5日(月)から運転すると発表した.
これは,公益財団法人日本対がん協会が乳がんの早期発見,適切な治療の大切さを啓発する「ピンクリボンフェスティバル」に,新京成電鉄が賛同したことにともない,この運動を広く周知するために実施するもの.
新京成電鉄では,ブランドイメージ戦略の推進を図るため,2014(平成26)年6月からコーポレートカラーを「ジェントルピンク」としているが,「SDGs」推進の一環としてピンクリボン運動の趣旨に賛同すると同時に,「ジェントルピンク」とピンクリボン運動のイメージカラーの「ピンク」が同色であることに着目したことが「新京成ピンクリボントレイン」誕生のきっかけとしている.
車両は8800形6両1編成とN800形6両1編成の計2編成(いずれも京成千葉線乗入れ対応車)を使用し,ピンクリボンやキャラクターを車体側面にラッピングする.また,先頭車両にはヘッドマークも掲出する.
「新京成ピンクリボントレイン」は,10月上旬ごろまで運転される予定.
画像:「新京成ピンクリボントレイン」ヘッドマークのイメージ(新京成電鉄提供)