近畿日本鉄道は,2021(令和3)年7月3日(土)にダイヤ変更を実施すると発表した.
今回の変更は,コロナ禍における利用状況を反映し,列車の運転本数や運転区間,時刻などの見直しを行なう.
特急以外の一般列車については,大阪線・大阪上本町発,奈良線・大阪難波発,京都線・京都発,南大阪線・大阪阿部野橋発,名古屋線・名古屋発の各列車のうち,22時以降の運転本数や運転区間などを変更する.
大阪線,京都線,南大阪線,長野線,道明寺線,山田線,鳥羽線,志摩線などの各線では,終電時刻の繰上げや時刻の見直しを実施する.あわせて,大阪線(名張—伊勢中川間),橿原線(大和西大寺—天理間),南大阪線(古市—橿原神宮前間),御所線,田原本線,名古屋線(塩浜—津新町間),志摩線では,昼間時間帯の運転本数を変更する.なお,上記以外にも列車の運転本数,運転区間,種別,時刻などを実施する.
特急列車については,各線で利用の少ない特急列車の運転を取りやめるほか,始発駅や行先の変更を実施する.また,おもに昼間時間帯の列車の一部を「利用客の需要に応じて運転する特急」とし,運転日や時刻は,運転計画が決まり次第発表する.
現行の土・休日ダイヤのうち,大阪上本町9:50発宇治山田行きの特急については,大阪難波発鳥羽行きに変更し,停車駅を見直す.
写真はいずれもイメージです.