栃木県宇都宮市・芳賀町と宇都宮ライトレールは,宇都宮ライトレールの車両愛称を「ライトライン」に決定したと発表した.
「ライトライン」の愛称は,2020(令和2)年12月から2021(令和3)年1月に実施された「LRT車両愛称アンケート」における4案のうち,最も得票数の多かったもので,トータルデザインコンセプトから「雷都」を取り,「道筋」や「つながり」を表す「ライン」と組み合わせた.また,「(未来への)光の道筋」といったメッセージも込められている.
車両愛称の決定を記念して,宇都宮市役所の公式YouTubeチャンネルでは,「工事進ちょく動画vol3 —車両愛称決定編—」を公開し,車両愛称が決まるまでの道のりを段階的に紹介している.動画では,ふだんは見ることができない車両製造の現場のようすも見ることができる.
また,優先整備区間の全19停留場について,正式名称も発表された.
停留所名については,地元のまちづくり組織の代表者や有識者などで構成する「芳賀・宇都宮LRT停留場名称検討委員会」で基準を決定後,名称候補案を選定.地域住民による投票アンケートを実施し,検討委員会にて候補を決定した.その後,検討委員会からの提案を受け,宇都宮市と芳賀町により正式名称が決定した.
停留場はJR宇都宮駅方から,宇都宮駅東口,東宿郷,駅東公園前,峰,陽東3丁目,宇都宮大学陽東キャンパス,平石,平石中央小学校前,飛山城跡,清陵高校前,清原地区市民センター前,グリーンスタジアム前,ゆいの杜西,ゆいの杜中央,ゆいの杜東,芳賀台,波賀町工業団地管理センター前,かしの森公園前,芳賀・高根沢工業団地となる.
今後は,市民協働の取組のひとつとして,副停留場名称を設定し,沿線法人を対象としたネーミングライツ(命名権)を実施する予定.
画像はいずれも宇都宮市役所のページから