2021(令和3)年3月13日(土)のJRグループのダイヤ改正にともない,JR九州では,日豊本線の特急列車に大幅な見直しが行なわれました.
今回のダイヤ改正では,特急“にちりん”・“きりしま”の運転本数削減にともなうダイヤの調整に加え,“にちりん”の一部列車の多客臨時列車化による延岡—宮崎空港間の“ひゅうが”の増発,佐伯以南で運転される特急列車の787系への車種統一などが実施されました.
このダイヤ改正により,南福岡車両区に所属する783系は日豊本線の特急運用から撤退したほか,5両編成に関しては同時に定期運用がなくなっています.また,大分車両センターに所属する787系4両編成は,今回のダイヤ改正で運用区間が小倉—鹿児島中央間に拡大し,日豊本線全線で787系の4両編成が見られるようになりました.
なお,4両編成・小倉発着で運転される“にちりん”3号と20号は,小倉—大分間では車掌が乗務し,大分—宮崎空港間はワンマンで運転されます.
写真:大分にて 2021-3-13
投稿:麻生 航太郎