京福電気鉄道(嵐電)は,北野線北野白梅町駅で進められていた新駅舎建設工事が完了し,2021(令和3)年3月25日(木)11時ごろから供用を開始すると発表した.
北野白梅町駅は2020(令和2)年3月に,ホームの嵩上げやスロープ・点字パネル・点字案内板の設置などのバリアフリー化などとともに,京都市営バス(急行102号系統金閣寺・北大路バスターミナル方面行き)との結節改善を実施しており,今回の新駅舎供用開始をもって,すべての整備事業が完了する.
新たな駅舎は,嵐山駅をデザインした「GLAMOROUS co.,ltd.」代表の森田恭通氏によるもので,「白梅」をモチーフにしたデザインや,京都の地産材「みやこ杣木(そまぎ)」を全面に使用した天井を採用.旅の記憶として心に残り,地域住民にも愛される安心で安全な駅を目指すとしている.
インフォメーションコーナーでは,駅係員による乗車案内・観光案内,デジタルサイネージによる嵐電沿線や西陣・北野エリアの映像によるPRも実施する.
画像:北野白梅町駅新駅舎イメージ(京福電気鉄道提供)