JR九州では,2021(令和3)年1月2日(土),折尾駅で新しい駅舎の供用が開始されました.
3ヵ所あった駅の改札口を新駅舎1ヵ所に集約し,4代目となる新駅舎は,3代目の旧駅舎時代の造りや装飾を踏襲したものとなっています.駅舎内には,乗客に親しまれた円形ベンチや化粧柱を再現し,立体交差時代の若松線のレールの一部を駅構内に展示しています.
1月1日(金祝)から2日(土)早朝にかけて,鹿児島本線の線路の切替工事が行なわれ,上りホーム(小倉方面)だった5番のりばが下りホーム(博多方面)の3番のりばに変更され,新たに完成した4番,5番のりばの供用が開始されました.旧3番,4番のりばが使用停止され,こちらのホームは2021年度中にも黒崎と中間方面への短絡線のホームとして供用を開始する予定となっています.
写真:折尾にて 2021-1-2
投稿:花村 隆広