東急電鉄では,2021(令和3)年3月に実施するダイヤ改正において,終電時刻の繰上げを実施すると発表した.
今回の改正は,ホームドアなどの設備増加にともない鉄道設備の保守業務量が増加しているなか,保守点検のための夜間作業時間や夜間作業に関わる要員の確保を目的する.また,新型コロナウイルス感染症の影響により,深夜時間帯を中心に利用状況が大きく変化したことを踏まえて,こどもの国線を除く東急線全線の終電時刻を最大30分程度繰り上げる.
このほか,需要動向などを鑑みながら,混雑の集中が予測される場合は,臨時列車の増発なども検討する.初電については,おおむね現行どおりの時刻を維持する予定で,一部路線では,利用動向の変化に対応した運転ダイヤの適正化を実施する.ダイヤ改正の詳細は,2021(令和3)年1月下旬ごろに発表する.
※上記の内容は12月16日時点で検討中のものであり,今後変更となる可能性があります.
特記以外の画像は東急電鉄のニュースリリースから