伊豆箱根鉄道は,2021(令和3)年春にJR東日本が特急“踊り子”用の車両をE257系リニューアル車両に統一することから,駿豆線区間において特急料金を設定すると発表した.
特急“踊り子”は,1981(昭和56)年10月に駿豆線への乗入れを開始してから,現在まで185系で運転し,毎日2往復(土休日増便)が乗り入れており,駿豆線内はこれまで特急料金不要で乗車可能であった.
特急料金の設定区間は駿豆線の三島—修善寺間で,区間内は大人200円,子ども100円の一律料金とする.なおJR線区間にまたがって利用する場合は,伊豆箱根鉄道区間とJR線区間運賃・料金の合計額となる.特急券は特急“踊り子”の停車駅窓口(三島,三島田町,大場,伊豆長岡,大仁,修善寺)で発売し,このうち三島田町・大仁の各駅では,特急“踊り子”の発車時刻前の一定時間内に発売する.
写真:伊豆箱根鉄道のニュースリリースから