JR東日本千葉支社と千葉県・千葉市・イオンモールの3者で構成する幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では,京葉線の新習志野—海浜幕張間の新駅について,事業の進捗状況などを発表した.
駅の設置は,幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図ることを目的に,2018(平成30)年4月に上記の3者が基本協定を締結し,2020(令和2)年7月下旬から工事が開始されている.
新駅は,千葉県千葉市美浜区浜田内に設置され,京葉線新習志野—海浜幕張間の,新習志野駅から約1.7km,海浜幕張駅から約1.7kmに位置する.ホームは2面2線で10両編成に対応する.駅本屋は鉄骨造1階建てで,多機能トイレ,エレベータ1基が設置される.
今後は,2023(令和5)年春の開業に向け工事を進めるとし,駅名称などは,決まり次第JR東日本から発表される.また,駅前広場については,新駅開業と同時期の供用開始を目指すとしており,現在,千葉市の事業として詳細設計を進めている.
写真はいずれもJR東日本千葉支社のニュースリリースから