大阪市高速電気軌道は,2020(令和2)年10月31日(土)に御堂筋線と四つ橋線でダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,御堂筋線全駅への可動式ホーム柵設置にともない,終端駅以外の各駅での停車時間を5秒~10秒延長する.夜間時間帯では,現行の中津行き4本を,江坂行き1本・新大阪行き3本に変更し,運転区間を拡大する.また,新大阪駅での天王寺・なかもず方面行き列車についても増便し,利便性向上を図る.
現行の江坂発なかもず行き最終列車については,北大阪急行線と相互直通運転とし,千里中央発なかもず行きに変更することで,江坂駅での乗継ぎをなくす.さらに,土曜・日曜・休日において,なんば駅基準6時台~9時台の11本と16時台~18時台の7本の中津行きを新大阪行きに変更し,営業区間を拡大する.
四つ橋線では,御堂筋線での初発時刻を早めたことにより,大国町駅で同じホームでの乗換えが可能な四つ橋線と接続するため,住之江公園発,西梅田発ともに初発時刻を繰り上げる.