新京成電鉄では,小学生以下の子どもたちが描いた「自分の夢・将来の夢」の絵などで電車を装飾した「新京成ドリームトレイン」の運転を,2020(令和2)年9月16日(水)から開始すると発表した.
これは,子どもたちの夢を乗せた電車を運転することで,夢を応援し地域社会の活性化を目指すとともに,新たな新京成ファンを増やすことを期待して実施するもので,新型コロナウイルスの影響の中,地域社会に元気を届けたいという思いから,今回初めて実施するもの.
作品は2020(令和2)年7月から約2ヵ月間募集し,多くの応募の中から選ばれた605点が電車の中づりや車体に掲出される.本来電車の中づりや窓上のスペースは,企業の広告などが掲出されているが,「新京成ドリームトレイン」では,そのスペースに子どもが描いた夢の絵を掲出する.作品を展示する車両は,8800形1編成(京成千葉線乗入れ対応車)が使用され,12月中旬ごろまで運転する予定.
なお605点の詳しい掲出箇所は,新京成のイベント情報などを紹介するWEBサイト「ぷらっと新京成」で確認することができる.WEBサイトでは年齢順に1号車から6号車まで掲載されており,自分の絵が電車の中づりや窓の上など,どこに掲出されているか詳しい場所を知ることができる.
写真はいずれも新京成電鉄提供