JR西日本金沢支社では,10月3日(土)に七尾線などでダイヤを修正すると発表した.
七尾線では一部列車に521系100番台を導入し,サービスの向上を図る.521系は金沢発七尾行き6本(825M・839M・847M・849M・861M・871M)と七尾発金沢行き6本(834M・836M・846M・858M・866M・868M)に充当する.上記の列車はすべて2両編成で運転し,時刻の変更は行なわない.また,北陸本線・城端線・氷見線の一部の列車において,時刻の見直しを行なう.
521系100番台は,北陸本線用521系車両のデザインを継承しつつ,413系・415系の車体色となっている輪島の漆塗りを連想させる茜色をラインカラーとして採用し,車両異常挙動検知装置や先頭車間転落防止ほろ,戸挟み検知装置,EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)が設置される.
また,北陸地区では初採用となる車載形IC改札機や,車内ドア上部の情報表示装置による行先案内を活用した乗降りの円滑化など,サービスの充実を図る.
車両は2両編成15本を導入し,既存の413系・415系を置き換える.全車置換え完了後は,車載形IC改札機を使用したICOCAエリアも拡大される予定で,七尾線津幡—和倉温泉間でICOCAの利用が可能となる(のと鉄道普通列車を除く).
写真:JR西日本のニュースリリースから