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JR東日本,列車を活用した物流サービスを拡大へ

JR東日本 E5系量産車

写真:JR東日本E5系量産車  編集部撮影  新幹線総合車両センターにて  2010-12-14 (取材協力:JR東日本)

JR東日本は,列車を活用した物流サービスを順次拡大すると発表した.

 列車を活用した物流サービスは,列車の速達性や定時性といった強みがあることから,その土地ならではの食材などを鮮度良く運ぶことで,消費者に付加価値の高い地産品を提供する.また,地域事業者などの販路拡大と,魅力ある売場づくりを実現するもので,JR東日本はこれまでに,地域の魅力ある食材や地産品を新幹線で首都圏に輸送し,地域の情報発信やPRも含め,駅などで販売するイベントを実施してきたが,地域連携をさらに強化しながら,イベントなどにとどまらない定期的な食材などの輸送を拡大するなど,ポスト・コロナ時代における事業拡大を図る.

JR東日本E657系

写真:JR東日本E657系 編集部撮影 勝田車両センターにて 2011-6-13(取材協力:JR東日本)

 おもな取組として,2020(令和2)年9月から,これまでの新幹線物流を活用した首都圏における産直市などの開催に加え,地方都市間の新幹線物流(“はやぶさ”:仙台—新函館北斗間)も行なう.また,特急“踊り子”や“ときわ”など在来線の特急物流を活用した地域イベントも開催し,地域のより細やかなニーズに対応する.

JR東日本,列車を活用した物流サービスを拡大へ

 また,荷主のニーズに応じて対象列車を増やし,定期的な輸送を行なうことで,将来的な輸送量の拡大を見据えた輸送方法を構築する.さらにJR東日本グループの枠を越え,食材や地産品に加えて,電子部品など列車の速達性を生かせる商品輸送への拡大や,物流企業と連携し,消費者の自宅や指定場所などでの受け取りを可能にする.
 このほか,JR東日本グループが運営するECモール「JRE MALL」と連携(商品の事前予約など)し,野菜や果物,魚介などをオンライン注文に応じて新鮮な状態でスピーディーに届ける仕組づくりを行なう.

特記以外の画像はJR東日本のニュースリリースから