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南海・堺市など,諏訪ノ森旧駅舎の活用を9月4日から開始

南海・堺市など,諏訪ノ森旧駅舎の活用を9月4日から開始

南海電気鉄道と堺市,浜寺校区まちづくり協議会,特定非営利活動法人浜寺諏訪森を考える会では,国の登録有形文化財である諏訪ノ森駅旧駅舎の活用を,2020(令和2)年9月4日(金)から開始すると発表した.

 旧駅舎ではカフェ・ギャラリーのほか文化教室なども開講予定で,10時から17時までの営業(不定休)とする.なお運営は,特定非営利活動法人浜寺諏訪森を考える会が実施する.

南海・堺市など,諏訪ノ森旧駅舎の活用を9月4日から開始

 諏訪ノ森駅は1907(明治40)年に開業し,1919(大正8)年に駅が移設され西駅舎(今回の旧駅舎)が建設された.駅舎は木造平屋建ての小規模ではあるが,入口上方の明かり取り窓には,浜寺から淡路島に向かっての海岸のようすが描かれたステンドグラスが5枚はめ込まれるなど工夫が凝らされている.
 その後,1998(平成10)年に浜寺公園駅の旧駅舎とともに国の登録有形文化財として登録されたが,南海本線(堺市)連続立体交差事業にともない,2019(令和元)年5月から仮駅舎に切り替えられ,2020(令和2)年2月に旧駅舎の曳家工事を実施.現在の場所(堺市西区浜寺諏訪森町西二丁78番地)に移設された.

画像上:諏訪ノ森駅旧駅舎完成イメージ図
写真下:諏訪ノ森駅旧駅舎に設置されているステンドグラス
画像はいずれも堺市のニュースリリースから

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