トミーテックは,2020(令和2)年12月から2021(令和3)年1月のNゲージ発売予定品を発表しました.
■JR E235系1000番代(横須賀・総武快速線)
JR東日本のE235系のうち,横須賀・総武快速線向けに製造された1000番代の車両が製品化されます.
<98402>基本セットAと<98404>増結セットで基本編成が再現でき,<98403>基本セットBは付属編成が再現できます.
製品では,先頭部のTNカプラーは電連2段タイプを新規に製作し,特徴あるスカート形状も新規に再現されます.車体は2種類のシルバーを採用し,2階建て車両のサロE235・E234のボディは新規製作となります.また,モハE234形のうち2両の屋根上に搭載される元空気ダメタンクや,モハE235形のうち2両が装備する予備パンタグラフも製品に反映されます.なお,<98402>と<98403>の動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
価格は<98402>が14600円(税抜),<98403>が15800円(税抜),<98404>が17400円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98402>基本セットA/<98403>基本セットB/<98404>増結セット)をご覧ください.
■国鉄 0系東海道・山陽新幹線(大窓初期型・ひかり・博多開業時編成)
東海道・山陽新幹線で活躍した0系のうち,大窓初期型がリニューアルされます.
<98730>(大窓初期型・ひかり・博多開業時編成)基本セットは,1・2・7・8・11・14・15・16号車で構成され,博多開業時の食堂車を組込んだ“ひかり”編成用のセットです.27形と36形食堂車の大窓車が新規で製作され,15形のドアのフチは金色で印刷されます.
<98731>(大窓初期型・こだま)基本セットは,1・2・5・6・7・14・15・16号車で構成され,16両“こだま”編成のうち,35形が2両組み込まれた編成が再現できるセットです.車掌室が付き窓割が異なる25形200番台も含まれます.
<98732>(大窓初期型)増結セットは,<98730>・<98731>共通の増結セットで,16形のドアのフチは金色で印刷されます.
いずれもフック・U字型通電カプラーが採用され,車番は選択式で転写シートが付属します.なお,<98732>に付属の転写シートは,<98730>・<98731>に付属するものとは異なる編成車番です.また,シートは普通車はグレー,グリーン車は黄色のカラーシートで再現されます.なお<98730>と<98731>に含まれる動力車のモータには,新形モータ「M-13」が採用されます.
価格は<98730>が22800円(税抜),<98731>が22400円(税抜),<98732>が20000円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98730>大窓初期型・ひかり・博多開業時編成 基本セット/<98731>大窓初期型・こだま 基本セット/<98732>大窓初期型 増結セット)をご覧ください.
■JR 287系(パンダくろしお・Smileアドベンチャートレイン・新ロゴ) ※特別企画品
287系のラッピング列車「パンダくろしお・Smileアドベンチャートレイン」のうち,2019(令和元)年に新ロゴで登場したHC601編成が製品化されます.
車番・JRマーク・グリーンカーマーク・ドアステップ(黄色帯)・扉横にある表示器(黒色)がそれぞれ印刷済みとなります.また,クモロハのシートは茶色,クモハ・モハのシートは青色でそれぞれ再現されます.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
価格は24200円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.
■JR キハ40形2000番台(姫新線)
■JR キハ47形0・1000番代(姫新線)
西日本地域向けの暖地対応車として登場し,2段上昇式のユニット窓を装備する<98085>キハ40形2000番台と<98086>キハ47形0・1000番代の姫新線色がハイグレード(HG)仕様で製品化されます.
いずれもエンジンが換装され,側面のルーバが撤去された姿で,床下に装備されたAU34クーラが新規に製作されます.また前面窓ガラスは,デフロスタ付きの姿で,タイフォンは「シャッター形・スリット形」各大小の4種類からの選択式です.車番は選択式の転写シートが付属します.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
なお前面表示部は,<98085>が「ワンマン 姫路⇔佐用」を,<98086>が「ワンマン 姫路⇔播磨新宮」を装着します.交換用前面表示パーツは姫新線のほか,加古川線の表示も収録し,交換用前面表示パーツも付属します.
価格は,<98085>(M付き+Mなし)が12000円(税抜),<98086>(M付き+Mなし)が10500円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98085>キハ40 2000形/<98086>キハ47形0・1000番代)をご覧ください.
■国鉄 103系(新製冷房車・カナリア)
国鉄103系非冷房車のうち,中央・総武緩行線などで活躍したカナリアイエロー色で,ユニットサッシ採用の1次改良車がハイグレード(HG)仕様で製品化されます.
<98414>基本セット(4両)は新製冷房車編成とし,先頭車は低運転台車で小判状ベースのヘッドライトの仕様が再現されます.前面表示部は交換式で,印刷済みパーツが付属します.また,ジャンパ栓受け・ホースは別パーツでユーザ選択式で,動力車のモータは新形モータ「M-13」が採用されます.
<98415>増結セット(3両)は,後期型のユニットサッシ窓仕様で,モハ102は動力なしとなります.
いずれもHゴムがグレー仕様で,車端部の空気配管が立体的に再現されます.またTNカプラー(SP)標準装備で,ATS車上子は別パーツとし,車番は選択式の転写シートが付属します.
価格は,基本セット16800円(税抜),増結セット8300円(税抜)で,基本セット1セットと増結セット2セットを購入することで,1986(昭和61)年ごろの10両編成が再現できます.
発売予定は2020(令和2)年12月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98414>基本セット/<98415>増結セット)をご覧ください.
■JR 189系(田町車両センター)
JR東日本の所有した189系のうち,波動輸送用に使用されていた167系の置換え用として田町車両センターに配置された189系が,ハイグレード(HG)仕様で製品化されます.
<98728>基本セット(6両)は,先頭車のクハ189形が特急シンボルマークの撤去されたあとの姿で,グレードアップ車であったクハ189形500番台は,ほかの車両と側面の帯の幅が異なる姿が再現されます.またセットに含まれるモハ188形は.屋根上のランボード横が塞がれた後期形です.トレインマークは「快速」が取付け済みで,交換用として「特急」「修学旅行」が付属します.車番は転写シートによる選択式です(基本セットにのみ付属).動力車のモータは新形モータ「M-13」が採用されます.
<98729>増結セット(4両)に含まれるモハ188形は,屋根上のランボード横が空いている前期形です.
価格は,基本セット22200円(税抜),増結セット13000円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年12月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98728>基本セット/<98729>増結セット)をご覧ください.
■JR E233系5000番台(京葉線)
■JR E233系6000番代(横浜線)
京葉線で活躍するE233系5000番台と横浜線で活躍するE233系6000番代が,今回,2020(令和2)年6月に発売された埼京線用7000番台と同様に車体に2種類のシルバーを採用し,より実車に近い姿が再現されます.
E233系5000番台(京葉線)は,<98409>基本セット(4両)が15400円(税抜),<98410>増結セット(6両)が14800円(税抜)で,5号車モハE233形については予備パンタグラフを装備している姿が製品に反映されます.
E233系6000番代(横浜線)は,<98411>基本セット(4両)が15400円(税抜),<98412>増結セット(4両)が10200円(税抜)で,4号車モハE233形については予備パンタグラフを装備している姿が製品に反映されます.先頭車は側面の駅スタンプが外された姿で,前面と全車両側面の「YOKOHAMA LINE」は印刷で再現されます.また,屋根上のビード形状が太いタイプの屋根を採用し,すでに発売済みの<92535>・<92536>のセットとは異なる編成が再現可能です.
いずれも側面窓は,グリーンガラスとし,ヘッド・テールライト,前面表示部は,白色LEDによる点灯です.また,前面表示部は交換式で,印刷済みパーツを装着済みとし,交換用パーツも付属します.車番は,転写シートによる選択式(基本セットにのみ付属)です.なお,各基本セットの動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98409>京葉線 基本セット/<98410>京葉線 増結セット/<98411>横浜線 基本セット/<98412>横浜線 増結セット)をご覧ください.
1997(平成9)年から2002(平成14)年まで,おもに特急“はくたか”として使用されたJR西日本所属の485系がハイグレード(HG)仕様で製品化されます.
<98407>基本セット(4両)は,先頭部にダミーカプラーを採用し,より実感的なものとします.トレインマークは“はくたか”が取付け済みで,“スーパーかがやき”・“スーパーきらめき”が付属します.JRマーク・ロゴマークは印刷済みで,ATS車上子は別パーツで再現されます.車番は,転写シートによる選択式(基本セットにのみ付属)です.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
このほか,中間車のモハ484形は車両の前後で異なるパンタグラフのシュー形状が再現されるほか,TNカプラー(SP)標準装備となります.
価格は,基本セット17800円(税抜),増結セット13000円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98407>基本セット/<98408>増結セット)をご覧ください. ■仙台臨海鉄道 SD55形
仙台臨海鉄道のSD55形ディーゼル機関車がNゲージで初めて製品化されます.
製品は,2012(平成24)年に京葉臨海鉄道から譲渡されたSD55 105(もとKD-105)がプロトタイプです.前面カプラー部のゼブラ模様や側面社名板が印刷済みで,台車・床下機器は黒色仕様です.ホイッスルは別パーツで再現され,TNカプラーと補助ウエイトが付属します.
価格は,7200円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.
■JR 12系客車(シュプール大山号用)
JR九州に所属した12系のうち,冬季に九州から山陰方面へ運転された“シュプール大山号”用の12系が6両セットで製品化されます.
製品は,車体に追加された「PC12」や「PASENGER CAR 12 SPECIAL」などの文字やJRマーク,裾部に追加された白帯が印刷で再現されます.スハフ12形の車掌室側はアーノルドカプラー,オハフ13形の車掌室側はダミーカプラーが装着済みです.
また,スハフ12形の床下エンジンはグレー成形の別パーツで再現され,室内はリクライニングシートに交換された姿も再現されます.このほか,Hゴムはグレー色で洗面所窓のある姿が製品に反映されます.
価格は,13600円(税抜)で,発売予定は2021(令和3)年1月です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.
■国鉄 キハ26形 首都圏色各種
国鉄キハ55系で,平坦線向け仕様として製造された1基エンジン車のキハ26形のうち,首都圏色(バス窓・一段窓・400番台)が製品化されます.
各セット内容は,<98083>が首都圏色・バス窓の2両セット,<98084>が首都圏色・一段窓の2両セット,<9449>が首都圏色・一段窓の単品(Mなし),<9450>がキロ25形から格下げされ,首都圏色となったキハ26形400番台単品(Mなし)です.
いずれも前面渡り板は朱色装着済みで,Hゴムはグレー色,ヘッドライトは2灯式の姿が再現されます.車番は選択式で転写シートが付属します.また各動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
価格は<98083>・<98084>が各9700円(税抜),<9449>・<9449>が各3600円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年12月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98083>首都圏色・バス窓 セット/<98084>首都圏色・一段窓 基本セット/<9449>首都圏色・一段窓/<9450>キハ26-400 首都圏色)をご覧ください.
■JR EF81形500番台
EF81形のうち,日本海縦貫線の輸送力増強用として1989(平成元)年に3両が製造された,JR貨物所属の500番台がリニューアルのうえ発売されます.
列車無線アンテナ・屋根上ホイッスル・信号炎管・前面手すり(縦)・解放テコは別パーツで再現され,列車無線アンテナ・解放テコについては取付け済みとなります.また,JR FREIGHTマーク印刷済みで,ナンバープレートは「EF81 501・502・503」が別パーツで付属します.
このほか,Hゴムは黒色仕様で,スノープロウ・自連形ダミーカプラー・自連形TNカプラーが付属します.なおモータは,新形モータ「M-13」が採用されます.
価格は,7700円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年12月です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.
■【1/80サイズ】JR E231系500番代(中央・総武緩行線)
JR東日本 E231系のうち,2017(平成29)年から順次中央・総武線各駅停車に転属した500番台が製品化されます.<HO-9061>基本セット(4両)に<HO-9062>増結セットM(3両)と<HO-9063>増結セットT(3両)を組み合わせることで10両編成が再現できます.
<HO-9061>に含まれる各先頭車は,ホーム検知器が設置された前面が再現されます.
<HO-9062>は,モハE231形500番台がM付き,<HO-9063>はモハE231形500番台がMなしの設定です.なお<HO-9063>に含まれるサハE231形600番台のみ,屋根上のビード形状が太いタイプを再現します.
いずれのセットも,モハE231形500番台は更新されたVVVFインバータ装置が再現されます.側面表示灯は取付済みで,一部表記は印刷済みです.また車番は選択式の転写シートが<HO-9061>・<HO-9062>に付属し,前面表示部シールが<HO-9061>に付属します.なお最小半径R490が通過可能です(S字線形を除く).
価格は,基本セットが54600円(税抜),増結セットMが40800円(税抜),増結セットTが30800円(税抜)です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<HO-9061>基本セット/<HO-9062>増結セットM/<HO-9063>増結セットT)をご覧ください.
※特別企画品は,通常販売商品と異なり,生産後に一定期間をあけて生産・販売される場合がある商品です.