JR西日本は,せとうちエリアで運転する新たな観光列車「et SETO ra(エトセトラ)」について,車内サービスなどの内容が決定したと発表した.
呉線を経由する往路では,美しい瀬戸内海の多島美を眺めながら楽しめる絶品スイーツを販売する.「瀬戸の小箱〜和〜」は,上生菓子3種や最中などのセットで,呉市の和菓子店「蜜家」が新たにオープンした「旬月神楽」が制作を担当.また「瀬戸の小箱〜洋〜」は,ピオーネゼリー・とケーキ2種のセットで,広島市東区の洋菓子店「カスターニャ」が担当する.価格はそれぞれ税込2000円で,コーヒーまたは煎茶が付き,事前予約が必要となる.
山陽本線を経由する復路では,車内のバーカウンターにおいて,中国醸造(廿日市市)のジャパニーズクラフトジン「桜尾」とアヲハタ(竹原市)のフルーツスプレッド「まるごと果実」を使用したオリジナルカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」や,広島県内の3種類の地酒を飲みくらべができる「酒どころ広島の地酒飲みくらべセット」など,広島でつくられたさまざまなジャンルのお酒と,沿線の美味しいおつまみ各種を販売する.
このほか,往路・復路ともに沿線のこだわりの食べ物や飲み物・お土産品を車内で販売する.
画像はいずれもJR西日本のニュースリリースから