JR西日本では,東海道本線(JR神戸線)芦屋駅についてリニューアルを実施すると発表した.
芦屋駅のリニューアルについては,2018(平成30)年度に芦屋市とJR西日本との間で協定を締結し,2023(令和5)年度の完成に向けて準備工事が進められている.
新駅舎は,「人と、まちと、美しく調和する。NEW ASHIYA STATION」をコンセプトとし,国際文化住宅都市として築き上げてきた芦屋の歴史,文化との調和を図り,まちを彩る「阪神間モダニズム」に代表される文化的建築物の特徴を継承することで,新しい芦屋を印象付ける現代的でまちに開いた駅舎デザインとする.また,明るく開放的なコンコースには,芦屋ならではのクラシカルな意匠を取り入れ,快適で品格のある空間を演出する.
リニューアルにともない,エスカレータを各ホームに上下1基ずつ(計4基),北口・南口に上下1基ずつ(計4基)新設する.このうち改札外のエスカレータと南口のエレベータは芦屋市が整備する.現在の南口につながるコンコース,エレベータについては撤去される.
増築される駅舎内には,幅員約6mのコンコースを新設するほか,トイレの拡張・改修やみどりの窓口と改札の移転・改修,店舗開発などが行なわれる.
今後は,2020(令和2)年8月から工事に着手し,2021(令和3)年度末に南口エスカレータを除く増築部駅舎の暫定使用を開始する.その後,2023(令和5)年度に全体の完成を予定している(現駅舎内の施設は段階的に使用を開始).
画像はすべてJR西日本のニュースリリースから
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