鉄道ファン2025年1月号(通巻765号)
『鉄道ファン』2025年1月号
2024年11月21日発売
特別定価1400円(税込)
鉄道ファン2025年1月号
2024年11月21日発売
特別定価1400円(税込)
鉄道ファン2025年1月号(通巻765号)
特集 新幹線最前線2025
目次を見る
アンケートdeプレゼント

カトー,2020年11月以降の発売予定品を発表

カトー,2020年11月以降の発売予定品を発表

カトーは,2020(令和2)年11月以降の発売予定商品を発表しました.

■JR四国 N2000系
 JR四国の2000系のうち,高徳線向けに1997(平成9)年から量産が開始された,出力増強形であるN2000系が製品化されます.
 セット構成は,3両セットの通常製品に加え,特急“うずしお4号”をプロトタイプとする特別企画品も発売し,すべて車番の異なる車番で設定されます.なお,特別企画品にはN2000系の量産先行車(2458号車)が含まれます.
 製品は,側窓支持方法が金属押えで,先頭車ドア窓が大窓,中間車ドア窓が小窓の外観が再現されます.屋根色や車体における銀色の質感の違いも製品に反映されます.中間車2500形の車側表示灯は,既存製品の2200形と異なる仕様で,排気管については2000系よりも排気口のつき出しが長い姿も再現されます.
 また実車同様に曲線区間に入ると車体が曲線内側へ傾斜するKATO独自の車体振り子機構を搭載し,発売済みの2000系との併結を考慮して,動力台車については,トラクションタイヤなしの設定です.
 各先頭車ともヘッド・テールライト,ヘッドマークが点灯し消灯スイッチが付きます.ヘッドマークは「うずしお」が取付済みとし,交換用ヘッドマークには3両セットが「しまんと」・「宇和海」・「あしずり」・「(無地)」,5両セットには「しまんと」・「宇和海」・「南風」・「あしずり」・「(無地)」がそれぞれ付属します.
 カプラーは,中間連結部と中間に入る貫通先頭車先頭部はフックなしボディマウント密連形カプラーが採用され,編成両端の先頭車(先頭部)は電連付きのダミーカプラーとなります.なお,2編成を連結する場合は,付属の連結用カプラーと連結用スカートに交換することも可能です.
 価格は,3両セットが13600円(税抜),特別企画品5両セットが20700円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.

カトー,2020年11月以降の発売予定品を発表

■キハ58系(パノラミックウインドウ)
 国鉄キハ58系のうち,パノラミックウインドウを備えた後期車が4両セットと単品4種の構成で製品化されます.
 製品は,1967(昭和42)年から1968(昭和43)年に製造された8次車をプロトタイプとし,製品の設定時期はキハ58・28が1983(昭和58)年以降の福知山機関区所属車,キロ28は1978(昭和53)年ごろまでの米子機関区所属車です.
 キハ58,キハ28は,前面のパノラミックウインドウ,スカートとスノープロウを装備した先頭部連結器まわりが再現されます.タイフォンはスリット式で,側面は運転席窓点検蓋がなく,強制換気口付きで,トイレ窓が横長の形状の仕様です.屋根まわりは,客室部にベンチレータがなく,デッキ部にベンチレータを備えた形態です.
 また,キハ58の屋根上水タンク,キハ28の床下水タンクは丸みのあるFRP製の形態のものを再現し,キハ28の冷房発電吸気口は,右側面後方の窓間に設置,側面給水口は中央寄りに設置された姿が製品に反映されます.
 キロ28は,キハ65と同様の車体断面で,雨樋の位置が異なり,トイレと洗面所がデッキ外側に設置された姿となります.床下水タンクはキハ58・キハ28と同様,丸みのあるFRP製の形態のものが再現され,4両セットはグリーン帯なし,単品はグリーン帯ありの姿です.なお車内の椅子は普通車が濃青,キロ28はえんじ色とし,普通車とグリーン車の違いが再現されます.
 クーラは単品のキロ28がAU13(角形),それ以外はAU13Eが搭載されます.キロ28を除く全車にヘッド・テールライトと前面表示幕が点灯(電球色LED)する仕様で,消灯スイッチ付きです.前面表示は「急行」の印刷済パーツが取付済みで,交換用に「無地(白地)」のパーツが付属します.また,側面のサボ類・行先表示などを収録したシールも付属します.
 価格は,<10-1600>4両セットが16000円(税抜),<6127>キハ58 1100(M付き)が5800円(税抜),<6128>キハ58 1100(Mなし)が3200円(税抜),<6129>キハ28 3000が3200円(税抜),<6130>キロ28 2500が2200円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■広島電鉄1000形
 広島電鉄で活躍する1000形「グリーンムーバーLEX」が製品化されます.
 製品は,単品で標準塗装の1007号車と,特別企画品として,1001号車「PICCOLO」と1002号車「PICCOLA」の2両セットが発売されます.また,同時に発売される「ユニトラムスターターセット 広島電鉄1000形」には標準塗装で車番が異なる1006号車がセットに含まれます.
 単品の1007号車は,白色のボディに濃淡緑の帯が美しく再現され,前面行先表示は「1 広島駅」です.なお設定時期は,2018(平成30)年初頭から5月のICカード全扉降車サービス開始以降の姿とします.
 特別企画品は,2両で異なるアニバーサリーレッドの明暗度(1001号車「PICCOLO」:暗,1002号車「PICCOLA」:明)が再現され,行先表示は1001号車が「7 横川駅」,1002号車が「8 江波」です.
 「ユニトラムスターターセット 広島電鉄1000形」の1006号車は行先表示を「5 広島港(宇品)」とし,パワーパック スタンダードSX,N用ACアダプター,ユニトラムV50セット相当の下回り品が付属します.
 いずれもヘッド・テールライトが点灯し,オプションとして別売りの「LED室内灯クリア」が取付可能です.連接構造で実感的な走行シーンが再現できるよう,最小通過曲線半径R90に対応した新開発動力ユニットが搭載されます.また,各種系統を収録した行先表示シールが付属します.
 価格は,標準塗装の「グリーンムーバーLEX」が11700円(税抜),特別企画品の「PICCOLO」・「PICCOLA」の2両セットが23400円(税抜),「ユニトラムスターターセット 広島電鉄1000形」が36000円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
 このほか,「D51 一次形(東北仕様)」の再生産が案内されています.

 
このページを
シェアする