JR東日本東京支社は,2020(令和2)年6月29日(月)の初電から中央本線四ツ谷駅に「江戸城外堀史跡展示広場—外堀と鉄道—」を開設すると発表した.
四ツ谷駅は史跡「江戸城外堀跡」の範囲に建築されており,史跡に配慮して駅の工事が行なわれている.あわせて,史跡を紹介していく取組も実施しており,この一環として四ツ谷駅の四ツ谷・麹町口改札外コンコースに広場が設置される.
「江戸城外堀史跡展示広場—外堀と鉄道—」は,史跡の写真や解説文を載せたパネル展示を行なう場所として整備するもので,パネル展示では,四ツ谷駅周辺の史跡案内や江戸城外堀と鉄道の歴史(外堀の構築:江戸時代/甲武鉄道開業:明治時代〜大正時代/復興と発展:昭和時代〜現代)を紹介する.さらに,甲武鉄道のシンボル「甲(かぶと)」レプリカも展示される.
あわせて,同日から麹町口出口周辺に「四谷門枡形石垣に用いられた石材」と「現存する四谷門の枡形石垣」の解説板が設置されるほか,中央(快速)線などの車内(トレインチャンネル)において,「史跡および史跡広場」の紹介ムービーが約1ヵ月間配信される.
画像上:「江戸城外堀史跡展示広場」のイメージ
画像下:パネル展示のイメージ
画像はすべてJR東日本東京支社のニュースリリースから