東武鉄道では,2020(令和2)年6月6日(土)から,一部運休としている特急列車の運転を再開すると発表した.
これは,新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点や利用状況などを考慮し,4月から実施していたもので,政府による緊急事態宣言の解除などを鑑み,同日から実施する東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武伊勢崎線(東武アーバンパークライン)のダイヤ改正にあわせて再開するもの.
特急車両については,換気装置による車内換気が行なわれる.特急券などの購入時は,券売機やチケットレスサービスなどで,発売状況の確認して座席の選択ができるシートマップの利用を呼びかけている.
なお,特急券などの発売については,社会情勢が不透明なことから,JR相互直通特急列車と“THライナー”を除き,当面の間1ヵ月前の発売から,1週間前の発売に変更する.このほか,“SL大樹”については引き続き運休となるが,2020(令和2)年7月の運転再開を予定している.